2011/07/29

07 松原保全の勉強会 田中明先生をお招きして


田中先生、ありがとうございました。
7月27日(水) 田中明先生(佐賀大学海浜台地生物環境研究センタ-)をお招きして
松原保全の基礎勉強会を開催しました。

テーマ
1 唐津(玄海沿岸)における松原の歴史と役割
2 抵抗性松苗について
3 植樹後の管理は
4 市民はどのような管理をしたらよいか

07-1 唐津(玄海沿岸)における松原の歴史と役割

勉強会メモ/作成中

松は昔から潮風で他の樹木が枯れても松だけは残る「神が宿る木」と言われてきた。

07-2 抵抗性松苗(松くい虫被害)について

勉強会メモ/作成中

・松くい虫被害の対策は
守るべき松原
放置する松原・・・・・殺虫剤の散布を地元が反対した場合は、被害を食い止められない。
一度、枯れてしまうと元の松原に戻るまで何十年もかかる。
枯れてしまうと背後の農地などは、砂や潮の被害を受ける。
・人家と接近しているエリアでの薬剤散布の管理が課題になる。

・カミキリ虫は1~2km、遠いところでは20kmも飛ぶため、虫が飛び移らない防除帯を設ける。

07-3 植樹後の管理は

勉強会メモ/作成中

・幼木については 雑草の管理
根の深く強い雑草を根こそぎ除去する。
土を深く掘り起こすこともあり、手間がかかるが、丁寧に全て除去する。
・環境にやさしい除草剤を試行しながら、除草方法を決めていく。
・除去後は、土表面を削ぐ方法で小さな雑草は取り除ける。

・成木については 枝葉の密度管理

07-4 市民はどのような管理をしたらよいか

勉強会メモ/作成中

・どのような松原にするのか?市民で計画案をつくる。
・どのような松原?⇒防砂・潮機能を重視? 景観・公園機能を重視?

・防砂・潮機能を重視
・景観・公園機能を重視

2011/07/27

2011年のスケジュール

05月 企画会議
06月 除草作業
07月 松原保全の勉強会


08月 ブログ 立ち上げ ・ 緑化プラン ワーキング
09月 活動用具・倉庫準備 ・ ボランティア作業企画
10月 除草作業 ・ 花球根植え
11月 緑化プランワーキング ・ 植樹祭準備会議 ・ 虹の松原活動との交流


12月 植樹祭準備会議・作業 ・ 樹木巡視・駆除作業
01月 植樹祭準備会議・植樹場所整備
02月 植樹祭 ・ 除草作業 ・ ボランティァ交流
03月 緑化プラン案のまとめ作業

唐津みなと松原 再生プロジェクト とは


玄海松浦地方 古来の風景「松原」を再生し
次世代へ引き継ぐ市民活動を立上げます

「みなと松原」の緑化プランに市民も関わり植樹を続け
保全活動へつなげていきます

松原再生のコンセプトの下 2007(H19)年から唐津港の県緑地エリアで 抵抗性クロマツの植樹祭を始め、市民参加の機会をつくってきました
2010(H22)年には このエリアを「みなと松原」と名付けました

今後はさらに 東港周辺エリアも含めた緑化プラン(案)を提案しながら植樹活動を拡大し
植樹した苗の管理・清掃・子どもたちへの教育・ボランティア体制づくり・情報発信など
自立した保全活動へつなげていきます!


よろしくお願いいたします